ついにBlade Rondo 〜Night Theater〜(以下NT)が発売されましたね.私は運良くゲームマーケット2018年秋に参加することができたので,一足先に手に入れることができました.一般販売は11/29からですが,それに先立って各カードの評価と考察をして生きたと思います.

※注意点※
評価はあくまで個人的なものとなります.
私自身まだNTを遊びつくせていないため,評価は暫定的なものです.今後変わる可能性は大いにあります.
各カードの評価はNTのみ,2人対戦で遊ぶ場合のものとなっております.
カード効果は大まかには書きますが,長くなるので詳細には書きません.
説明の際,プレイヤー2人のボルテージ合計が11以下の状態を「昼」,12以上の状態を「夜」と呼びます.
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No.21 夜想剣 ★★★★
 昼はただの2コス物理だが,夜になると追加2点を飛ばせるようになるため,最低でも2コス3点になる.
 同じ2コス物理に《黒の剣》があるが,あちらと違い何回でも追加点を飛ばせ,デメリットもないので物理デッキの低コスト枠に採用しやすい.


No.22 黒の剣 ★★★
 《加護法》を破棄ることにより1度だけ2回攻撃になるカード.
 2コストで大ダメージを狙えるカードだが,NTではドールが物理攻撃を行ってくるため,相手が魔法主体でも容易に《加護法》を切ることは難しい.また,NTでは《包み込むポレロ》などの存在により,攻撃と防御間に差がつきにくいため,大ダメージを狙えるタイミングも多くない.
 相手も物理だと最後の一押しとして刺さる可能性はある.


No.23 牙城崩しの槍 ★★★★★
 物理攻撃を行う前に相手の防御力を”永続的に”-1できる物理デッキのエースカード.
 過熱法+2コス物理を行う事とほぼ同義のため,4ターン目以降は毎回過熱法を2回撃つことができるということである.実質自分の攻撃力が9になっても過熱法が撃てる.すごい.
 このカードの存在により《高揚するカノン》が少し悲しい事になってしまっている感は否めない.


No.24 指揮剣 ★★
 追加で自分のドールの夜時の攻撃を行えるカード.
 しかし,使いたいドールの攻撃が特にない.基本的にはドールを置く→このカードの流れだろうが,夜時の効果が強めな《切り刻むエキストラ》や《嘲笑するピカレスク》を置いた時点でこのカードを警戒されてしまうため,基本的に攻撃が通らない.
 《奔走するバーレスク》の魔法攻撃2点を使うと,コストの重い《夜想剣》になってしまう.
 単体ではほとんど仕事をせず使いにくいため,評価は低め.


No.25 逢魔刻の大斧 ★★★
 昼の間のみ攻撃力を2倍にして攻撃できるカード.
 お互いにボルテージをブーストせずにゲームが進んだ場合,先行は2倍火力を2回撃つことができるが,後攻は1回しか撃つことができない.使うなら先行を取りたいところ.
 先行が最速最大火力で撃つと4×2+5×2の18点,4ターン目に《過熱法》+《高揚するカノン》をすると5×2+6×2の22点を出すことができる.
 一応相手が夜時に《明滅のアレキサンドライト》を撃つと2倍が復活するため,撃つタイミングを逃したら隠しておくのもありかもしれない.


No.26 ローズバレット ★★★★
 攻撃を通すことで相手の回復を禁止するカード.
 NTには回復カードが3種もあるため,刺さる場面は多い.特に《ブラッディダリア》の回復をなくせるのは大きい.3コストで3点も地味にうれしい.
 夜になると撃てなくなるため,採用するなら序盤でしっかり撃ちたい.一応夜時でも相手が《明滅のアレキサンドライト》を撃てば攻撃を通すことができる.


No.27 グリムスカビオス ★★★
 4コストで4点を安定して飛ばせるカード.
 しかし,代償としてドールが墓地に必要なので同時に1枚以上はドールを選ぶ必要がある.


No.28 ブラッディダリア ★★★
 5コスト5点5回復という単体のカードパワーでは最高クラスのカード.
 通すだけでライフ差を10も開けることができる.しかし,その分《ローズバレット》・《明滅のアレキサンドライト》・《事象透過のアメジスト》など対抗策が多い.《身代わりのトルマリン》を撃たれると2点2回復になる.


No.29 フィナーリア ★★★
 特殊勝利カードだしロマンカード...かと思いきや割と決まる.
 特殊勝利を目指す場合,ドールが3枚必要になるが15枚配られた中にドールが3枚無い場合も多いのが玉に瑕.ドール3枚と共に選び,《包み込むポレロ》を採用すると物理に対してかなり強く出ることができる.
 ドールが3枚無い場合9コス10点になるため,火力でのフィニッシャーとして使うことも可能.《ブラッディダリア》+このカードでちょうど15点が出せたり,《奔走するバーレスク》の2点×3+このカードで16点が出せたりなど,2枚でキルルートが見れるため,サブプランとしても有能.


No.30 包み込むポレロ ★★★★
 攻撃力を失う代わりに次のターンまで防御力を+2することができるカード.物理への圧倒的回答.
 《加護法》を現在のボルテージ-1で撃った後このカードを撃つことで,毎ターン《過熱法》を撃つ相手の攻撃力と同じ数値に防御力を上げることができる.《高揚するカノン》や《牙城崩しの槍》を使われた場合はダメージを受けてしまうが,最小限に抑えることができる.
 また,一部のドールの攻撃も物理攻撃のためそちらへの対策にもなる.
 間違えて物理デッキに採用しないようにしましょう.


No.31 高揚するカノン ★★
 3コストと2ダメージを受けることで1ターンに2回目以降の過熱法を撃つことができるカード.
 しかし,前述したとおり3コストなら牙城崩しの槍でほぼ同様の動きができるため,使えるタイミングは少ない.使うならば《逢魔刻の大斧》と合わせて採用するのが一番いいと思います.
 2ダメージは割と痛い.


No.32 開花するスケルツォ ★★
 ボルテージブーストカード.ドールを手札に戻すことでそのコスト分このカードのコストを減らすことができる.
 コストを減らすことはできるが,その分のコストを先払いしているというだけで,結局合計は4コストになり,テンポアドバンテージが稼げないため,《加速するロンド》の下位互換というイメージは拭えない.
 NTには《燐灯るエチュード》等の1コストの汎用カードがないため,最速の動きである《切り刻むエキストラ》を戻して3ターン目に撃った場合,余った1コストを上手く使えない.せいぜい《静寂のクリスタル》や《明滅のアレキサンドライト》を伏せたり,《包み込むポレロ》を発動するくらい.
 一応先行で使うことにより,本来後攻が先に入るはずの夜に先行が先に入ることができる.


No.33 窓辺立つミュージカル ★★★★
 昼には防御力+1バフ,夜にはドールを含め攻撃力+1バフをしてくれるドールカード.
 《フィーナリア》のお供として最適なカードで,ドールを出したターンには上げられない防御力を,このカードは出すだけで勝手に上げてくれる.
 昼には単純に防御力+1カードとして使い,夜になったら《グリムスカビオス》や《身代わりのトルマリン》のコストにするといった使い方もできる.
 夜だと攻撃力を上げてくれるので,物理デッキに採用することで代償無し《高揚するカノン》になったりもする.ミラーに強く出られる可能性もあるので,物理デッキでも積極的に採用できると思われる.

 
No.34 切り刻むエキストラ ★★
 唯一の2コストのドール.
 昼時は1点の二回物理攻撃,夜時は5点の2回攻撃を行うが,攻撃する前のターンに防御力を上げられることがほとんどのため,基本的に通らない.しかし,相手に防御力を半強制的に上げさせることができるためもしかしたらテンポをとれているかもしれない...?
 一応《フィーナリア》に採用することで,2ターン目にこのカード,3,4ターン目に3コスドールと置くことで4ターン目までにドールを3体置ききることができる.

 
No.35 奔走するバーレスク ★★★★
 ドールの中で一番強いと思われるカード.
 昼時は1点回復,夜時は毎ターン相手に2点の魔法ダメージを与える.
 回復量自体は合計で2~3点だが,おまけでついてくるには十分な回復量.
 NTでは8,9ターン目にゲームが差し掛かる事は珍しくないため,このカードの夜効果で6~8点を与えられる計算になる.支払いコスト3コストにしては破格のリターン.


No.36 嘲笑するピカレスク ★★
 昼は2点,夜は5点で物理攻撃行い,追加効果でハンデスするカード.
 2/5なので多少はテンポが取れる可能性があるが,取れないことも多い.NTには2ターン目にしたい動きがあまりないため,物理デッキ以外では2ターン目の動きが2コスト《加護法》となることが多いためである.
 どうしてもハンデスしたなら相手の防御力が5のときに《牙城崩しの槍》+《指揮剣》を頑張って通すしかなさそう.


No.37 明滅のアレキサンドライト ★★★★
 昼と夜を入れ替え,ついでに2点回復できるカード.
 《ブラッディダリア》や《ローズバレット》を無効にできる他,《逢魔刻の大斧》の攻撃力2倍効果を消したり,ドールの攻撃を昼のものに替えたりすることができる.ただし,上記のカードに逆に利用されないように注意する必要もある.
 これを撃つことでそのターン中《事象透過のアメジスト》の対象が変化するので注意.それを逆手にとって上手ぶり物理無効もできる.
 おまけの2点回復が割と大きい.


No.38 事象透過のアメジスト ★★★★
 昼には物理,夜には魔法を1度だけ0点にすることができるカード.
 基本的には《逢魔刻の大斧》,《ブラッディダリア》,《グリムスカビオス》,火力採用の《フィーナリア》等に使う.
 特に《ブラッディダリア》の無効と,火力採用の《フィーナリア》を唯一0点に抑えることができるのが評価点.
 《牙城崩しの槍》の攻撃を0点に抑えても防御力は下がるので注意.


No.39 身代わりのトルマリン ★★★
 ドールを捨てないと発動できない代わりにこのターンのダメージを全て-3するすごいカード.
 《奔走するバーレスク》以外のドールは後半使いづらいため,コストには困りにくい.
 一応このカードのコストでドールを破棄しておくと,以降《グリムスカビオス》が代償無しで撃てる.
 効果は強いが,単体では仕事ができないため布石の中では評価は低め.


No.40 静寂のクリスタル ★★★
 対象が物理と補助になった《霧紡ぎのパール》.
 相手の3ターン目に合わせることで相手の3コストのドール召喚を無効にできる.
 《包み込むポレロ》は《加護法》をボルテージ‐1で撃った後に,残った1コストで撃つことが多いと思われるので,物理メタへのメタとして使うこともできる.
 物理に対して撃つのは《逢魔刻の大斧》が多いと思われるが,《牙城崩しの槍》を無効にした場合防御力は変動しないことは覚えておいていいかもしれない.




 いかがだったでしょうか?
 プレイ時間がまだまだ少ないため,考察しきれていなかったり,見当違いなことを書いているかもしれませんがご容赦ください.いずれ機会があれば完全版を書く予定です.
  
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