この記事ではBlade Rondo 〜Night Theater〜(以下NT)におけるデッキタイプとその考察を行っていきたいと思います.ほとんど当たり前のことを書き連ねていくだけかもしれませんが,ご容赦ください.

 
 今回は物理デッキである【物理アグロ】について書いていきます.

 【物理アグロ】はその名の通り,物理のカードをメインに速攻で相手にダメージを与えていくデッキです.実際に決着がつくのは8ターン前後なのでアグロというほど早くはないかもしれませんが,コスト軽めのカードで殴っていくデッキなのでイメージ的にはアグロかなという感じです.

 基本的な動きは簡単で,毎ターン“必ず”《過熱法》を使用し,残ったコストで低コスト物理を撃っていくといった感じです.《過熱法》を1ターンでも撃ち損じると,《加護法》+《包み込むポレロ》で完全にシャットアウトされてしまいます.

 以下では【物理アグロ】を組むに従って,選択すべきでるカードを優先順位別にみていきたいと思います.


・牙城崩しの槍 優先度★★★★★
 文句無しの【物理アグロ】のエースカード.このカードがないとデッキが組めないと言っても過言ではない.4ターン目以降は基本的に《過熱法》+《牙城崩しの槍》を毎ターン撃つようにする.2枚選択もあり.

・夜想剣 優先度★★★★
 【物理アグロ】の2コスト枠.《黒の剣》と選択になるが,汎用性の高いこちらの方が優先度は高い.昼に撃つのは3ターン目くらい.

・ローズバレット 優先度★★★★
 アグロデッキの天敵である回復を潰せるカード.《ブラッディダリア》や《明滅のアレキサンドライト》の回復が無くなるので通しておくと安心感が段違い.序盤の3コストで3点も火力としては申し分ない.

・事象透過のアメジスト 優先度★★★
 《ブラッディダリア》の対策がメイン.ミラー相手にも使用でき,単純火力として使用される《フィーナリア》も止めることができる.

・黒の剣 優先度★★★
 2コスト枠.夜想剣が無ければこちらを選択する.撃つタイミングが重要になってくるが,序盤で《加護法》を切ってしまうとドールの攻撃が素通りしてしまうのでリスク高め.

・窓辺立つミュージカル 優先度★★★
 ミラー対策としてわずかながら期待ができる.代償としてテンポを失うので絶対有効とは言えない.夜になると代償無し《高揚するカノン》になるのでそれ目当てで入れるのも十分あり.

・奔走するバーレスク 優先度★★★
 こちらもミラー対策としての動きが期待できる.しかし,回復は1点なので過信は禁物.夜になると毎ターン無条件で2点通してくれるため,基本的には削り目当てで.

・明滅のアレキサンドライト 優先度★★★
 《ブラッディダリア》対策+遅延.【物理アグロ】はとにかく《ブラッディダリア》を通されるときついので,徹底的に対策しましょう.

・逢魔刻の大斧 優先度★★
 使うなら全力で先行を取りに行きましょう.先6で撃つと12点になり,《加護法》+《包み込むポレロ》をした相手にも6点を通すことができる.布石の内3/4が刺さるので相手に布石がある場合は撃たない方が良い.

・ブラッディダリア 優先度★★
 単純火力+遅延を目的として使う.対策カードが多いので撃つタイミングは見極めましょう.

・静寂のクリスタル 優先度★★
 ミラー対策+ドール対策.相手に《切り刻むエキストラ》や《嘲笑するピカレスク》を張られると,《鼓動法》を撃つ必要性が出てきてテンポを失ってしまうため,このカードによってそれを阻止する.相手の2ターン目や3ターン目に合わせて伏せる.

・身代わりのトルマリン 優先度★★
 パワーカード.ミラー相手にぶっ刺さるだけでなく,《ブラッディダリア》の回復を減らすこともできる.しかし,同時にドールを採用しないといけないのが難点.

・グリムスカビオス 優先度★
 単純火力+最後の押し込み.防御無視かつ対策の少ない4点は詰め手段としてそれなりに有用.しかし,このカードを採用する場合,同時にドールを採用かつドールを使用しないといけないのが難点.

・フィナーリア 優先度★
 《グリムスカビオス》と同様単純火力として使用.相手に《ブラッディダリア》を通されて泥沼化した場合などに有用.

・高揚するカノン 優先度★
 物理デッキのためにあるかのようなカードだが,色々と難点が多い.《牙城崩しの槍》がない場合などはこれで代用する他ない.《逢魔刻の大斧》と同時に採用するなら多少はありかもしれない.



 【物理アグロ】の対策カードとしては,上記にもあるように,《ブラッディダリア》・《包み込むポレロ》・《窓辺立つミュージカル》・各種布石カードが挙げられます.特に《包み込むポレロ》は【物理アグロ】側からはこれといった対抗策がないので,ぶっ刺さります.【物理アグロ】への対策を行う場合,これらのカードの採用も考えてデッキを組むと良いと思います.

【物理アグロ】の序盤の動きとしては基本的に
1ターン目…《過熱法》
2ターン目...《過熱法》+《加護法》もしくは《静寂のクリスタル》
3ターン目...《過熱法》+《加護法》
4ターン目...《過熱法》+《ローズバレット》ない場合はドール召喚もしくは《牙城崩しの槍》
5ターン目以降…《過熱法》+《牙城崩しの槍》+α
のような動きがスムーズで良いと思います.
 3ターン目に《過熱法》+《加護法》と撃つ理由として,《嘲笑するピカレスク》の存在が挙げられます.攻撃を通してしまうと手痛いハンデスを食らうので,こちらをケアする必要がありますが,張られてから対応するとテンポを失ってしまうため,先に対策しておこうということです.【物理アグロ】だけでなく,序盤に《嘲笑するピカレスク》のケアとして防御を2振るのはかなり大切だと思います.
 また,4ターン目に《ローズバレット》を撃つ理由は《静寂のクリスタル》が存在するためです.4ターン目に《過熱法》+《牙城崩しの槍》もしくはドール召喚と動いてしまうと,相手の布石が《静寂のクリスタル》だった場合,《牙城崩しの槍》が無効化されてしまいます.《静寂のクリスタル》は魔法には撃てないため,これをすり抜けることができます.また,ここまで上記の様に行動すると,相手のライフが削られていないため,相手は《明滅のアレキサンドライト》を伏せにくく,《事象透過のアメジスト》もすり抜けられるといった理由もあります.



 いかがだったでしょうか.今回は物理カード主体の【物理アグロ】について考察していきました.何かご意見,ご質問等あればコメントしていただければ幸いです.

 【物理アグロ】は無印版から続いてかなり強いデッキとなっていると思います.《牙城崩しの槍》が見えたら是非,組むことを考えてみてほしいなと思います.
 NTのデッキタイプは他にも有るので,そちらも考察していければいいなと思っています.