TCGプレイヤー的な視点

DOMINAGAMESさんから発売中のボードゲーム“Blade Rondo”,“Blade Rondo~Night Theater~”について語るブログです

2018年12月

【決定版】 Blade Rondo 〜Night Theater〜カード評価・考察

こちらは【暫定版】 Blade Rondo 〜Night Theater〜カード評価・考察の修正版の記事となります.前回から評価が変わったり,追記したものは赤文字で書いていきたいと思います.

※注意点※
NTとは“Blade Rondo~Night Theater~”の略です.
評価はあくまで個人的なものとなります.
各カードの評価はNTのみ,2人対戦で遊ぶ場合のものとなっております.
カード効果は大まかには書きますが,長くなるので詳細には書きません.
説明の際,プレイヤー2人のボルテージ合計が11以下の状態を「昼」,12以上の状態を「夜」と呼びます.
※※※※※

No.21 夜想剣 ★★★★
 昼はただの2コス物理だが,夜になると追加2点を飛ばせるようになるため,通せば最低でも2コス3点になる.
 同じ2コス物理に《黒の剣》があるが,あちらと違い何回でも追加点を飛ばせ,デメリットもないので物理デッキの低コスト枠に採用しやすい.
 《身代わりのトルマリン》の上から攻撃を通しても追加ダメージが入らないのは注意.


No.22 黒の剣 ★★★→★★★★
 《加護法》を破棄ることにより1度だけ2回攻撃になるカード.
 2コストで大ダメージを狙えるカードだが,NTではドールが物理攻撃を行ってくるため,相手が魔法主体でも容易に《加護法》を切ることは難しい.しかし,《牙城崩しの槍》と同時に採用することにより,《包み込むポレロ》を採用しているデッキに対しても大ダメージを与える機会を得ることができる.
 相手も物理の場合,《夜想剣》より優秀な火力となり得る.



No.23 牙城崩しの槍 ★★★★★
 物理攻撃を行う前に相手の防御力を”永続的に”-1できる物理デッキのエースカード最強カード.
 過熱法+2コス物理を行う事とほぼ同義のため,4ターン目以降は毎回過熱法を2回撃つことができるということである.実質自分の攻撃力が9になっても過熱法が撃てる.すごい.
 このカードの存在により《高揚するカノン》が少し悲しい事になってしまっている感は否めない.
 正直★10個くらいつけたい


No.24 指揮剣 ★★→
 追加で自分のドールの夜時の攻撃を行えるカード.
 しかし,使いたいドールの攻撃が特にない.基本的にはドールを置く→このカードの流れだろうが,夜時の効果が強めな《切り刻むエキストラ》や《嘲笑するピカレスク》を置いた時点でこのカードを警戒されてしまうため,基本的に攻撃が通らない.
 《奔走するバーレスク》の魔法攻撃2点を使うと,コストの重い《夜想剣》になってしまう.
 単体ではほとんど仕事をせず使いにくい.


No.25 逢魔刻の大斧 ★★★
 昼の間のみ攻撃力を2倍にして攻撃できるカード.
 お互いにボルテージをブーストせずにゲームが進んだ場合,先行は2倍火力を2回撃つことができるが,後攻は1回しか撃つことができない.使うなら先行を取りたいところ.
 先行が最速最大火力で撃つと4×2+5×2の18点,4ターン目に《過熱法》+《高揚するカノン》をすると5×2+6×2の22点を出すことができる.
 一応相手が夜時に《明滅のアレキサンドライト》を撃つと2倍が復活するため,撃つタイミングを逃したら隠しておくのもありかもしれない.


No.26 ローズバレット ★★★★
 攻撃を通すことで相手の回復を禁止するカード.
 NTには回復カードが3種もあるため,刺さる場面は多い.特に《ブラッディダリア》の回復をなくせるのは大きい.3コストで3点も地味にうれしい.
 夜になると撃てなくなるため,採用するなら序盤でしっかり撃ちたい.一応夜時でも相手が《明滅のアレキサンドライト》を撃てば攻撃を通すことができる.


No.27 グリムスカビオス ★★★→★★
 4コストで4点を安定して飛ばせるカード.
 しかし,代償としてドールが墓地に必要なので同時に1枚以上はドールを選ぶ必要がある.
 4点が微妙に足りない.4.5ダメージ位与えてほしい.


No.28 ブラッディダリア ★★★→★★
 5コスト5点5回復という単体のカードパワーでは最高クラスのカード.
 通すだけでライフ差を10も開けることができる.しかし,その分《ローズバレット》・《明滅のアレキサンドライト》・《事象透過のアメジスト》など対抗策が多い.
 特に,布石として安定性の高い《明滅のアレキサンドライト》・《事象透過のアメジスト》は選択率が高いと考えられるため,このカードを通すのは難しい.しかも無効にされると5コスト分ものテンポをを失うため,一気に勝ちが遠くなる.
 《身代わりのトルマリン》を撃たれると2点2回復になる.


No.29 フィナーリア ★★★→★★
 特殊勝利カードのロマンカード...かと思いきや割と稀に決まる.
 特殊勝利を目指す場合,ドールが3枚必要になるが15枚配られた中にドールが3枚無い場合も多いのが玉に瑕.ドール3枚と共に選び,《包み込むポレロ》を採用すると物理に対してかなり強く出ることができる.
 ドールが3枚無い場合9コス10点になるため,火力でのフィニッシャーとして使うことも可能.《ブラッディダリア》+このカードでちょうど15点が出せたり,《奔走するバーレスク》の2点×3+このカードで16点が出せたりなど,2枚でキルルートが見れるため,サブプランとしても有効.
 しかし,10点ダメージプランはばれやすいため,《事象透過のアメジスト》を合わせられて負けることがよくある.


No.30 包み込むポレロ ★★★★
 攻撃力を失う代わりに次のターンまで防御力を+2することができるカード.物理への圧倒的回答.
 《加護法》を現在のボルテージ-1で撃った後このカードを撃つことで,毎ターン《過熱法》を撃つ相手の攻撃力と同じ数値に防御力を上げることができる.《高揚するカノン》や《牙城崩しの槍》を使われた場合はダメージを受けてしまうが,最小限に抑えることができる.
 また,一部のドールの攻撃も物理攻撃のためそちらへの対策にもなる.
 魔法主体のデッキで2枚選べるなら2枚選ぶべき.
 間違えて物理デッキに採用しないようにしましょう.


No.31 高揚するカノン ★★
 3コストと2ダメージを受けることで1ターンに2回目以降の過熱法を撃つことができるカード.
 しかし,前述したとおり3コストなら牙城崩しの槍でほぼ同様の動きができるため,使えるタイミングは少ない.使うならば《逢魔刻の大斧》と合わせて採用するのが一番いいと思います.
 2ダメージは割と痛い.


No.32 開花するスケルツォ ★★→
 ボルテージブーストカード.ドールを手札に戻すことでそのコスト分このカードのコストを減らすことができる.
 コストを減らすことはできるが,その分のコストを先払いしているというだけで,結局合計は4コストになり,テンポアドバンテージが稼げないため,《加速するロンド》の下位互換というイメージは拭えない.
 NTには《燐灯るエチュード》等の1コストの汎用カードがないため,最速の動きである《切り刻むエキストラ》を戻して3ターン目に撃った場合,余った1コストを上手く使えない.せいぜい《静寂のクリスタル》や《明滅のアレキサンドライト》を伏せたり,《包み込むポレロ》を発動するくらい.
 一応先行で使うことにより,本来後攻が先に入るはずの夜に先行が先に入ることができる.
 ボルテージブーストという効果の都合上,《フィナーリア》と組み合わせたいが,これを採用すると自由枠が2枚にまで減ってしまう.


No.33 窓辺立つミュージカル ★★★★
 昼には防御力+1バフ,夜にはドールを含め攻撃力+1バフをしてくれるドールカード.
 《フィナーリア》のお供として最適なカードで,ドールを出したターンには上げられない防御力を,このカードは出すだけで勝手に上げてくれる.
 昼には単純に防御力+1カードとして使い,夜になったら《グリムスカビオス》や《身代わりのトルマリン》のコストにするといった使い方もできる.
 夜だと攻撃力を上げてくれるので,物理デッキに採用することで代償無し《高揚するカノン》になったりもする.物理デッキで無理なく採用できるため,《身代わりのトルマリン》と同時に採用することで,物理ミラーにかなり強くなる.
 魔法デッキの場合,2ターン目《加護法》,3ターン目《窓辺立つミュージカル》で,実質3ターン目に《加護法》を撃ったのと同じ動きができ,テンポロスを最小限に抑えられる.
 

No.34 切り刻むエキストラ ★★
 唯一の2コストのドール.
 昼時は1点の二回物理攻撃,夜時は5点の2回攻撃を行うが,攻撃する前のターンに防御力を上げられることがほとんどのため,基本的に通らない.しかし,相手に防御力を半強制的に上げさせることができるためもしかしたらテンポをとれているかもしれない...?
 一応《フィナーリア》に採用することで,2ターン目にこのカード,3,4ターン目に3コスドールと置くことで4ターン目までにドールを3体置ききることができる.

 
No.35 奔走するバーレスク ★★★★→★★★
 ドールの中で単体では一番強いと思われるカード.
 昼時は1点回復,夜時は毎ターン相手に2点の魔法ダメージを与える.
 回復量自体は合計で2~3点だが,おまけでついてくるには十分な回復量.
 NTでは8,9ターン目にゲームが差し掛かる事は珍しくないため,8,9ターン目にまでゲームがもつれ込むと,このカードの夜効果で6~8点を与えられる計算になる.支払いコスト3コストにしては破格のリターン.


No.36 嘲笑するピカレスク ★★
 昼は2点,夜は5点で物理攻撃行い,追加効果でハンデスするカード.
 2/5なので多少はテンポが取れる可能性があるが,取れないことも多い.NTには2ターン目にしたい動きがあまりないため,物理デッキ以外では2ターン目の動きが2コスト《加護法》となることが多いためである.しかし,5ターン目にはほぼ確実にテンポを取り返すことができるため,《フィナーリア》主体のデッキでは優先的に選んで良いかもしれない.
 どうしてもハンデスしたいなら相手の防御力が5のときに《牙城崩しの槍》+《指揮剣》を頑張って通す,


No.37 明滅のアレキサンドライト ★★★★
 昼と夜を入れ替え,ついでに2点回復できるカード.
 《ブラッディダリア》や《ローズバレット》を無効にできる他,《逢魔刻の大斧》の攻撃力2倍効果を消したり,ドールの攻撃を昼のものに替えたりすることができる.ただし,上記のカードに逆に利用されないように注意する必要もある.
 これを撃つことでそのターン中《事象透過のアメジスト》の対象が変化するので注意.それを逆手にとって上手ぶり物理無効もできる.
 おまけの2点回復が割と大きい.


No.38 事象透過のアメジスト ★★★★→★★★
 昼には物理,夜には魔法を1度だけ0点にすることができるカード.
 基本的には《逢魔刻の大斧》,《ブラッディダリア》,《グリムスカビオス》,火力採用の《フィナーリア》等に使う.
 特に《ブラッディダリア》の無効と,火力採用の《フィナーリア》を唯一0点に抑えることができるのが評価点.
 《牙城崩しの槍》の攻撃を0点に抑えても防御力は下がるので注意.
 物理デッキ相手に序盤で撃ち損ねると完全に腐ってしまうため,相手を見極めて適切なタイミングで使うようにしましょう.


No.39 身代わりのトルマリン ★★★→★★★★
 ドールを捨てないと発動できない代わりにこのターンのダメージを全て-3するすごいカード.
 《奔走するバーレスク》以外のドールは後半使いづらいため,コストには困りにくい.
 一応このカードのコストでドールを破棄しておくと,以降《グリムスカビオス》が代償無しで撃てる.
 物理デッキに対して最も対策ができる布石カード.むしろこのカード以外ほぼ対策ができない.しかし,このカードの上から攻撃を通されることもざらなので過信は禁物.


No.40 静寂のクリスタル ★★★
 対象が物理と補助になった《霧紡ぎのパール》.
 相手の3ターン目に合わせることで相手の3コストのドール召喚を無効にできる.このカードでなくても,相手の3ターン目に合わせて布石を伏せることで,相手のドール置きを抑制することができるため,存在が強い.
 《包み込むポレロ》は《加護法》をボルテージ‐1で撃った後に,残った1コストで撃つことが多いと思われるので,物理メタへのメタとして使うこともできる.多分この使い方が一番強い.
 物理に対して撃つのは《逢魔刻の大斧》が多いと思われるが,《牙城崩しの槍》を無効にした場合防御力は変動しないことは覚えておいていいかもしれない.




 いかがだったでしょうか?
 ある程度纏まった時間プレイできたため,評価を見直していきました.
 全体的な感想としては物理が強いです.
攻撃力を上げて物理で殴りましょう.
 そのため,評価は物理を主体に考えているものになっていますが,ご了承ください.
 《ブラッディダリア》や《奔走するバーレスク》は強いカードだと思うんですけどね...NTのみだと環境にあまり合ってないです.
 NTだけの環境は割と遊んだので,混ぜて遊んでみるのもやってみたいなぁとか思っています.
  

 今回の記事に関してご意見・ご質問等あれば,コメントもしくは私のTwitter等へ書いていただければありがたいです.



Blade Rondo 〜Night Theater〜デッキタイプ考察② 【フィナーリアEW】

 前回からの続きです.
 今回は《フィナーリア》の特殊勝利の方の効果をメインに据えたデッキを考えていこうと思います.

 派手な効果のため,組まれやすいデッキタイプだと思いますが,分かりやすい長所と短所があります.

長所
・条件がそろった状態で撃てば残りライフに関係なく勝利することができる.
・NTのカード群には発動を無効化されない=ボルテージが9になれば勝ち(もちろん無印の《霧紡ぎのパール》には無効化されます).

短所
・特殊勝利のためにフィーナリア+ドール3枚が必要となるため,自由枠が少ない.そのため,9ターン目まで耐えるのが難しい.
・ドールの発動を《静寂のクリスタル》で無効にされると一気に勝ちが遠くなる.

といったところでしょうか.
 それでは,【フィナーリアEW】で採用するカードについてみていきたいと思います.


・フィナーリア 優先度★★★★★
 デッキコンセプト.このカードとドールが3枚以上配られているか確認するところからスタート.

・奔走するバーレスク 優先度★★★★★
 ドールの中の(恐らく)最優先カード.出すだけで回復をしてくれるのはもちろん強いが,夜の効果も使用する可能性がある.
 ドールの内1枚を《静寂のクリスタル》で無効化されるとドールの数が足りなくなってしまい,特殊勝利することができなくなってしまう.しかし,このカードを出しておくことで,相手にダメージが入り,《フィナーリア》の10点で勝利することができる可能性が残る.

・包み込むポレロ 優先度★★★★
 【物理アグロ】対策.ドールを出して残ったコストで使い,ドールを出し切った後は《加護法》+《包み込むポレロ》をすることにより,ダメージを最小限に抑えることができる.相手のドールの攻撃を防ぐこともできるため,腐ることは少ない.

・窓辺立つミュージカル 優先度★★★★
 こちらも【物理アグロ】対策.出すだけで防御が1上がるので,ドールを置くテンポロスを最小限に抑えることができる.また,昼の内は《窓辺立つミュージカル》がある状態で《加護法》+《包み込むポレロ》をすると《牙城崩しの槍》を使われてもダメージが入らなくなる.
 夜になると効果がデッキとかみ合わなくなるので,できるだけ最速で出すことを心掛ける.

・明滅のアレキサンドライト 優先度★★★★
 妨害をしながら延命をすることができるので優先度高め.《逢魔刻の大斧》や《ブラッディダリア》はもちろん,《夜想剣》や《奔走するバーレスク》に対して撃ってしまっても良い.最悪1コスト2点回復のカードとして使う.

・切り刻むエキストラ 優先度★★★
 効果には全く期待できないが,唯一の2コストドールなので早めにドールを場に出し切ることができる.《開花するスケルツォ》の餌としても有能.

・嘲笑するピカレスク 優先度★★★
 他の3コストドールと比べてデッキとの相性は悪い.しかし,置いておくだけで相手はこのカードの攻撃を防ぐために防御を上げる必要性が出てくるため,ある程度のテンポを取り返すことができる.

・事象透過のアメジスト 優先度★★★
 ダメージを無効化することができ,延命カードとして有能.【物理アグロ】相手に序盤でドールを置いたテンポを取り返すことができる.

・開花するスケルツォ 優先度★★
 ランプカード.1ターン早く《フィナーリア》を撃てると考えれば強いが,このカードを採用することで防御枠が2枚になってしまい,テンポロスも激しい.しかし,中盤以降は《加護法》ぶっぱすることで,物理相手に強く出ることができる.
 1番良い動きは2ターン目《切り刻むエキストラ》,3ターン目《開花するスケルツォ》,4ターン目《切り刻むエキストラ》+3コストドールだろうか.

・静寂のクリスタル 優先度★★
 物理相手への序盤のテンポロス回復カード.《奔走するバーレスク》等の厄介なドールに撃ってしまっても良い.後半には物理相手へのリーサル逃れとしての機能も期待できる.

・ブラッディダリア 優先度★
 攻撃より回復を期待して入れる.相手にこちらが【フィナーリアEW】と思われた場合,相手は布石を置く必要性が下がるのでこのカードを通しやすくなる.
 一応このカードを通しておくことで《ブラッディダリア》5点+《フィナーリア》10点こプランも狙うことができるので,《静寂のクリスタル》対策にも.

・身代わりのトルマリン 優先度★
 入れたいが入れたくないカードNo.1.そのターンのダメージを全て-3してくれるという喉から手が出るほど欲しい効果だが,ドールを1枚破棄しないといけないので特殊勝利が厳しくなる.
 ドールを《静寂のクリスタル》で無効化されたときにサブプランを通しやすくしたり,相手のデッキに合わせてメインプランとサブプランを切り替えたりして使う.一応ドールを4枚採用すれば特殊勝利もできるが,枠が....


 上記にもあるように,【フィナーリアEW】の対策カードは《静寂のクリスタル》です.ドールを1枚《静寂のクリスタル》で無効化されるだけで特殊勝利が厳しくなるため,【フィナーリアEW】が圧倒的に不利になります.逆に,【フィナーリアEW】側は全力で《静寂のクリスタル》ケアをしていきましょう.
 また,【フィナーリアEW】は単純に防御が薄くなりがちなので,【フィナーリアEW】を対策するなら,《グリムスカビオス》等の安定した火力を多めに積むと良いと思います.


 【フィナーリアEW】はドールが3枚必要と構築難度が高めですが,《包み込むポレロ》等を同時に採用すると【物理アグロ】に有利をつくことができます.
 15枚の中に《フィナーリア》が見えたら,ドールの枚数を数えて,【フィナーリアEW】を組むのを考えてみてほしいなと思います.

Blade Rondo 〜Night Theater〜デッキタイプ考察① 【物理アグロ】

 この記事ではBlade Rondo 〜Night Theater〜(以下NT)におけるデッキタイプとその考察を行っていきたいと思います.ほとんど当たり前のことを書き連ねていくだけかもしれませんが,ご容赦ください.

 
 今回は物理デッキである【物理アグロ】について書いていきます.

 【物理アグロ】はその名の通り,物理のカードをメインに速攻で相手にダメージを与えていくデッキです.実際に決着がつくのは8ターン前後なのでアグロというほど早くはないかもしれませんが,コスト軽めのカードで殴っていくデッキなのでイメージ的にはアグロかなという感じです.

 基本的な動きは簡単で,毎ターン“必ず”《過熱法》を使用し,残ったコストで低コスト物理を撃っていくといった感じです.《過熱法》を1ターンでも撃ち損じると,《加護法》+《包み込むポレロ》で完全にシャットアウトされてしまいます.

 以下では【物理アグロ】を組むに従って,選択すべきでるカードを優先順位別にみていきたいと思います.


・牙城崩しの槍 優先度★★★★★
 文句無しの【物理アグロ】のエースカード.このカードがないとデッキが組めないと言っても過言ではない.4ターン目以降は基本的に《過熱法》+《牙城崩しの槍》を毎ターン撃つようにする.2枚選択もあり.

・夜想剣 優先度★★★★
 【物理アグロ】の2コスト枠.《黒の剣》と選択になるが,汎用性の高いこちらの方が優先度は高い.昼に撃つのは3ターン目くらい.

・ローズバレット 優先度★★★★
 アグロデッキの天敵である回復を潰せるカード.《ブラッディダリア》や《明滅のアレキサンドライト》の回復が無くなるので通しておくと安心感が段違い.序盤の3コストで3点も火力としては申し分ない.

・事象透過のアメジスト 優先度★★★
 《ブラッディダリア》の対策がメイン.ミラー相手にも使用でき,単純火力として使用される《フィーナリア》も止めることができる.

・黒の剣 優先度★★★
 2コスト枠.夜想剣が無ければこちらを選択する.撃つタイミングが重要になってくるが,序盤で《加護法》を切ってしまうとドールの攻撃が素通りしてしまうのでリスク高め.

・窓辺立つミュージカル 優先度★★★
 ミラー対策としてわずかながら期待ができる.代償としてテンポを失うので絶対有効とは言えない.夜になると代償無し《高揚するカノン》になるのでそれ目当てで入れるのも十分あり.

・奔走するバーレスク 優先度★★★
 こちらもミラー対策としての動きが期待できる.しかし,回復は1点なので過信は禁物.夜になると毎ターン無条件で2点通してくれるため,基本的には削り目当てで.

・明滅のアレキサンドライト 優先度★★★
 《ブラッディダリア》対策+遅延.【物理アグロ】はとにかく《ブラッディダリア》を通されるときついので,徹底的に対策しましょう.

・逢魔刻の大斧 優先度★★
 使うなら全力で先行を取りに行きましょう.先6で撃つと12点になり,《加護法》+《包み込むポレロ》をした相手にも6点を通すことができる.布石の内3/4が刺さるので相手に布石がある場合は撃たない方が良い.

・ブラッディダリア 優先度★★
 単純火力+遅延を目的として使う.対策カードが多いので撃つタイミングは見極めましょう.

・静寂のクリスタル 優先度★★
 ミラー対策+ドール対策.相手に《切り刻むエキストラ》や《嘲笑するピカレスク》を張られると,《鼓動法》を撃つ必要性が出てきてテンポを失ってしまうため,このカードによってそれを阻止する.相手の2ターン目や3ターン目に合わせて伏せる.

・身代わりのトルマリン 優先度★★
 パワーカード.ミラー相手にぶっ刺さるだけでなく,《ブラッディダリア》の回復を減らすこともできる.しかし,同時にドールを採用しないといけないのが難点.

・グリムスカビオス 優先度★
 単純火力+最後の押し込み.防御無視かつ対策の少ない4点は詰め手段としてそれなりに有用.しかし,このカードを採用する場合,同時にドールを採用かつドールを使用しないといけないのが難点.

・フィナーリア 優先度★
 《グリムスカビオス》と同様単純火力として使用.相手に《ブラッディダリア》を通されて泥沼化した場合などに有用.

・高揚するカノン 優先度★
 物理デッキのためにあるかのようなカードだが,色々と難点が多い.《牙城崩しの槍》がない場合などはこれで代用する他ない.《逢魔刻の大斧》と同時に採用するなら多少はありかもしれない.



 【物理アグロ】の対策カードとしては,上記にもあるように,《ブラッディダリア》・《包み込むポレロ》・《窓辺立つミュージカル》・各種布石カードが挙げられます.特に《包み込むポレロ》は【物理アグロ】側からはこれといった対抗策がないので,ぶっ刺さります.【物理アグロ】への対策を行う場合,これらのカードの採用も考えてデッキを組むと良いと思います.

【物理アグロ】の序盤の動きとしては基本的に
1ターン目…《過熱法》
2ターン目...《過熱法》+《加護法》もしくは《静寂のクリスタル》
3ターン目...《過熱法》+《加護法》
4ターン目...《過熱法》+《ローズバレット》ない場合はドール召喚もしくは《牙城崩しの槍》
5ターン目以降…《過熱法》+《牙城崩しの槍》+α
のような動きがスムーズで良いと思います.
 3ターン目に《過熱法》+《加護法》と撃つ理由として,《嘲笑するピカレスク》の存在が挙げられます.攻撃を通してしまうと手痛いハンデスを食らうので,こちらをケアする必要がありますが,張られてから対応するとテンポを失ってしまうため,先に対策しておこうということです.【物理アグロ】だけでなく,序盤に《嘲笑するピカレスク》のケアとして防御を2振るのはかなり大切だと思います.
 また,4ターン目に《ローズバレット》を撃つ理由は《静寂のクリスタル》が存在するためです.4ターン目に《過熱法》+《牙城崩しの槍》もしくはドール召喚と動いてしまうと,相手の布石が《静寂のクリスタル》だった場合,《牙城崩しの槍》が無効化されてしまいます.《静寂のクリスタル》は魔法には撃てないため,これをすり抜けることができます.また,ここまで上記の様に行動すると,相手のライフが削られていないため,相手は《明滅のアレキサンドライト》を伏せにくく,《事象透過のアメジスト》もすり抜けられるといった理由もあります.



 いかがだったでしょうか.今回は物理カード主体の【物理アグロ】について考察していきました.何かご意見,ご質問等あればコメントしていただければ幸いです.

 【物理アグロ】は無印版から続いてかなり強いデッキとなっていると思います.《牙城崩しの槍》が見えたら是非,組むことを考えてみてほしいなと思います.
 NTのデッキタイプは他にも有るので,そちらも考察していければいいなと思っています.



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